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What about the provinces?

This issue looks at places beyond the metropolis: small and medium-size towns, little cities, remote villages. Here, in places that we cannot simply reduce to non-urban, our crises—political, social, economic, environmental—are magnified. It is also where experimentation is supposed to be more free. We head out there for new kinds of architecture and community, and a better life (or at least its illusion).

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Article 3 of 7

都市時代告げる出来

太田佳代子

ほぼ月ペースで、伊東豊雄東京から6時間かけ西日本島、三島通っいる。新幹線、長距バス、乗り継い長旅だ。到着会うは、地元役人、プロジェクト協力者、様々関係たちある。驚くは、伊東このからまったく仕事依頼受けないことだ。パーセントレベル取り組みある。過疎によって起こる問題食い止めるために、既存公共施設どう改善ない新設たらよいか提言する、あるい必ずし建築結びつかないプロジェクト推進する、といっこと続けいるだ。クライアントない建築一つ場所コミットする異例ある。田舎ならなおさらだ。伊東同世代建築大半同様、都市だけ建築土壌なし、都市だけ言説対象としてた。それ以外場所念頭なかっだ。

しかし今日、都市以外場所向ける日本建築増えいる。日本全体見渡みると、妹島和世犬島という小さ通い、ランドスケープテーマ参加長期プロジェクト進めいる。アトリエ・ワン貝島桃代塚本由晴は、2011東日本大震災地震津波による被害受け東北漁村・桃浦で、地元有志民間基金合わせ、復興再生取り組んいる。ドットアーキテクツ家成俊勝は、小豆島馬木地区で、オープンキッチン、ローカルラジオ局、診療設備、ヤギ小屋、庭、写真アーカイブ収める木造小屋群考案し、地元住民観光交流活性する公共スペース作り出した。個性ランドスケープアーキテクトあり理論石川は、四国農村頻繁訪れ、そこに暮ら年配農業従事たちから創造満ちスキル学んいる。

こういっ島や村は、程度差こそあれ、産業衰退急激過疎悩んいる。1 地方自治体成すすべなく、貧困状態深刻で、市場経済国全圧倒支配する状況あっも、大都から遠く離れこれら場所届かない。以前なら、世界知られ建築も、こういっ島や村招か象徴なる建物設計することあっだろう。しかし現在、そこに建築訪れるは、にかが起きいる気配ある。従来設計発注システムなく、新しいたち交換建築その相手(もクライアントなく、地元関係いっ適切か)あい生まれいる。労働人口やいかなる収入不足いるという絶望状況から自然生じこの新しい関係に、建築なぜか熱心打ち込んいるようみえる。この新しい交換形態だろう。建築田舎なに提供し、そこからなにいるだろう。


  1. 人口減少地図」経電子版、2014924公開。 https://www.nikkei.com/edit/interactive/population2014/map.html 地図作成使用データは、日本創世会議、国立社会保障・人口問題研究所、総務省リサーチ基づく。  

日本人口ピラミッド 19302055

20年前、ホウ・ハンルハンス・ウルリッヒ・オブリスト共同企画大展覧会Cities on the Moveは、アジア各地加速度的出現ゆく驚くべき都市形態提示た。当時、たち──伊東、妹島、アトリエ・ワン含む建築世代──は、無限突然変異する巨大都市というものに、純粋好奇抱いた。東京、香港、上海いっ都市驚異一つ超過密性あり、たちそれ刺激れ、想像かき立てられた。そして、これら都市ポスト成長入る少子高齢進むということに、考え及んなかった。

その後日本は、二つ重要パラダイムシフト起きた。一つめ人口減少高齢が、それ非・都市のみならず大都でも同様あり、東京例外ない。人口減少速さ規模著しく、国全突如として新時代すべり込み、不安定土台立たいるようだ。東京統計調査によれば、2035までは、東京住む4165歳以上なり、この高齢人口ほぼ30パーセント暮らしなるいう。人口減少によって首都もすでに空き地や空き家増え、周辺地域社会的・経済状況悪化つながっいる。

が、新た社会難題東京その日本大都突きつけられも、建築たちいまもっ都市環境未来関与する場所はいない。そこに大きく関わっいるが、二つめパラダイムシフトある。なわち、都市再開計画・設計が、大手組織設計事務所、あるいゼネコン、デベロッパー、ハウジングメーカー設計部門など独占いるという現状ある。これら従来プレーヤー加えて、テクノロジー、マーケティング、広告、セキュリティ関係会社、さらにシンクタンク市場参入いる。今日都市計画は、市場経済突き動かれる企業論理付き従い、建築思考ロジック支えられながら押し進められいるだ。

この現象により、個人力量ある(そして国際評価いる)日本建築都市変容関わる余地どんどん少なくなっいる。こうし状況彼らは、個人住宅集合住宅、商業施設仕事手がけ、ラッキー公共建築コンペ応募する。既存建築リノベーションは、2011東日本大震災以来、特に若手建築あい一般なった。

無論、これら二つパラダイムシフトは、日本かぎっものない。都市縮小出生低下は、欧米工業おい年間懸念た。しかしそれまた、中国よう急速都市する国々とって差し迫っ状況なっいる。また、新自由主義都市ガバナンス空間再編与える影響も、場所問わず、都市建築計画専門するとって重大問題なっいる。例え東京都心は、2002以降、政府東京(渋谷新宿いった)いくつか地域開発マスタープラン大手都市デベロッパー委託いる。こうしプランは、公共利用指定広大スペース含まれおり、デベロッパーそれ規制緩和パッケージディール組み込むことで、建物容積増やすこと可能なる。その結果、市民消費ためコモンスペースもっと入れるというわけだ。人口減少超高齢化進展続けいるかかわらず、都市構造これまで増して、もっと大きく、もっと高くなっいく。都市計画基盤定義そのものも、根底から変容いるある。

一方、東京ほか大都引き続き人口減少高齢進んいるが、それ反発する動きもすいる。問題深刻危機抱き、地域再生ためさまざまな構想生まれじめいるだ。例えば、一部離島山間地域は、大都傾向すで見られる。1 田舎移住iターン、jターン)帰還Uターン)増えいる。この現象鍵となる要因は、人々価値変化だろう。1990年代景気後退始まっ生まれ世代が、東京一極集中価値見出すことない。彼ら都市に、あるいモノ所有執着することない。

要因として挙げおきたいは、新製目新しい商品素早反応するという、日本消費市場持つ浸透ある。農業、林業、漁業、繊維工業、手工芸など、地方消えかけいるこれら産業が、起業によって、先進技術取り入れることにより復活する、といっ事例多々生まれいる。観光産業また、犬島よう小さとりわけ特効なり得る。


  1. 藤山浩「最新全国人口動態田園回帰可能性」20179報告資料。http://www.mlit.go.jp/common/001203325.pdf 

畠山直哉 東京ビル部分2003CCA. PH2007:0012:004

畠山直哉 東京ビル部分2003CCA. PH2007:0012:005

建築家島や村通うは、自分たち拠点ある都市られない状態そういっ場所提供くれるからだ。それ建築にとって「利益」あり、示した、建築その相手交換について問いに対する答えある。一つ可能としては、地域人口ひとたびある程度まで減少すると、都心管理枠組資本主義論理及ばない曖昧空間生まれ、そこで型破りアプローチ実験可能なる、ということ考えられる。そういっ場所やって建築は、異なる文脈なかで、これまで都市制限た、あるい予め否定こと試み、建築職能範囲拡げることできるかも知れない──伝統的意味建築設計いうたちないも、建築思考リサーチ拡げることによって。

こういっ島や村生起する新しい関係おいて、建築徹底近代システムから切り離さ位置で、社会新た関わり築く実験どう入れが、それまた、資本主義体制都市進むなか職業サバイバルため行動あるにちがいない。アトリエ・ワン、妹島、伊東、家成は、いずれ綿密リサーチない、住民ニーズ明確し、問題解決ため取り得るさまざまな対処想定ながら、社会理解するプロセス自ら取り戻しいる。本来、こうしプロセス建築設計発注れる以前たれるべきあり、しかも結果建築プロジェクトなるかぎらない。いずれよ、住宅設計当然見なされるこのプロセスは、ひとたび市場経済行政管理から省かしまうある。

一つ重要ポイントなり得るは、この最初構想プロセス復活によって、これまでなかっ計画・設計方法可能なるかも知れない、ということある。そこ例えば、「参加者」建築考える能力高める、ということ起こり得る。アトリエ・ワン妹島も、地域溶け込みながら、非常柔軟なやり村や島再活性化するという仕事取り組んいる。ゆるやか枠組なかで、妹島アイデア生み出し、地域住民、訪問者、アーティスト、学生ら参加によってそのアイデアどう実現する考え、長期わたっその遂行監督する。スロー着実ペースある。参加所定プログラム「やりながら学ぶ」よう仕向られる。「やりながら学ぶ」というプロセスは、流入促すだけなく、地元経済活性せる。

アトリエ・ワン貝島長期復興計画関与いる桃浦ケースは、オルタナティヴ・スクールが、漁師育成だけなく、スキル教え合うという試みため設立た。ここに来れも、公的教育制度個々持つスキル教え、学ぶことできる。ここで実践いるオープン教育プログラムは、再生力となる未来住民起業育成究極目指いる。そのシナリオ基本に、「メイド・イン・トーキョー1996年)」からBehaviorology2010年)」まで、塚本・貝島らによる20以上わたる調査観察によってられ洞察根底据えいる。ある意味、桃浦プロジェクトは、現代都市そこ生きる人々ふるまいつぶさ観察彼ら試金言えるだろう。

ここ述べ新種計画ない設計方法は、自ら建築思考動員する「建築家」と、建築思考啓発たり豊かたりながら、いつ建築考えるようなる「住民その他」あい生産交換言い換えることできる。「デザイン思考」というコンセプトが、人々デザインに対する考え方大きく変えように、建築思考より広く普及せれば、参加計画・設計達成できること広げられるかもしれない。このよう関係おいて新しい領域切り開くことできる建築は、伊東言う「個人オリジナリティ、あるいクリエイティビティ言われるような、そういところ賭けるような」建築取っ代わる存在なるかもしれず、建築今日により必要いるもの思う。

「通っいるうちに、小ささすごい特徴なと思いだして。(みんなで)やっ結果小さいからみんなわかる。それすごい面白ことなあ思って」妹島言う。レム・コールハース現代都市に関するエッセイなかで、「建築あるスケール超える大きい(ビッグ)という資質獲得する」書いた。妹島ほか建築は、大きいこと(ビッグネス)複雑問題不透明性格闘のちに、小さいこと(スモールネス)たどり着いなかっか。これら日本人建築家は、島や村「スモールネス資質」発見ないだろか。

実験始まっばかり。願わくば、実験成果なんらかたち都市応用ほしいものだ。その意味で、妹島語っこと心強──「自分の自分たちいい思うようやっみようなんて、思いつかなかったんだけど、このプロジェクトやっいると、自分たち生活する場所に、もうちょっといろんなところから関わっいけるはずという思うようなりました。(都会も)生活仕方楽しく工夫いる若いたちが、自分たち好きやっようっ取り組んだら、すごく面白時間空間出現するようするですよね」。一つ方法としては、都市なか独立小さ領域確保し、経験基に、治外法権実験実行すること考えられるだろう。

建築家たち実験成果は、いきなり視覚デザインたち示されるものないかもしれない。長期見れば、島や村で経験は、建築価値そのもの根本変化引き起こし、建築仕事すっかり変えしまう可能ある。今日島や村は、建築本質生まれ変わる可能探る行為最前あり得るだ。

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